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胸に鉄板でも入れましたのん?

2016年7月11日
17:30から始まった心臓弁置換手術。

22:00頃「手術が終わりました」との連絡が家族にあり、
切り取った部位(弁)を見ながら説明を受けたようです。

16mm(1.6cm)「しじみ貝の大きさくらい」だったよと聞かされたのです。

術前、家族にお願いをしていたことがありました。
それは…
「術後、どのような姿になっているのか自分で自分を見たいから写真を撮って欲しいの」と。
しかし、家族からは「それはとても可愛そうな姿で...チューブだらけで...」
写真を撮れなかったと言われ画像はありません105.png


執刀医(アンパンマン先生)が深夜
ずーーーっと付きっきりで側にいてくれたこと、
後で教えていただきました。
アンパンマン先生ありがとぉ~~~~~っ113.png

目を覚ました私…

体…動かない。というより動かせない。
時間がわからない…。
チューブだらけの体に酸素マスク。
胸に鉄板でも入れましたのん?_b0044726_12170807.jpg
写真を撮ってくれアピールをしようやく(笑)
白黒画像にしたのは、多少血液が見えていたりしたものですから...


後に少しずつチューブ等が外されて
看護師さんが「喉渇いたでしょ?氷食べますか?」と言ってくれましたのでお願いをしました。
酸素マスクの脇から「はいっ」含まれた氷が口の中で溶けていく...

「あぁ~生きているのね~」そう実感出来た瞬間でした。

胸に鉄板でも入れましたのん?_b0044726_17132620.jpg数日間集中治療センターでは
私は、まな板の鯉状態

自力で動かせない体を毎日右や左へと体位を変えていただけたり
尿の処理をしていただいたり
はたまた、ベッド上で隅から隅まで体のお手入れをいていただいたりと
看護師さん達には大変大変お世話になりました105.png

しっかし看護師さんっつーお仕事は、ホントに大変なお仕事ですね。
昼夜問わず定期的に患者さんを診る。
感謝の気持ちでいっぱいです。

こうして、執刀医をはじめ、いろいろな方々に助けられ
無事に一般病棟へ戻ることが出来ました。


病室に帰ると…
その日勤務していた看護師さん達が集まり…。
「お帰りなさい!」と声をかけてくれたのでした。
その言葉に…
タオルケットを顔に被り涙を流してしまいました。
感動した~110.png

2016年7月15日一般病棟の個室へ移動し間もなく。
まずは、歩く練習?「いやいや歩けるって…」

喉ぼとけの下から胃の辺りまでの約25cmの傷口は痛く
ベットから立ち上がることすら出来ないっ149.png

手伝ってもらいようやく立ち上がり歩く。

・・・なんじゃこの胸の痛みは!?
歩きずらい…
なんだか胸の中に鉄板でも入れられているような感覚っ
点滴を引き連れ
腕はお腹の下から胸の鉄板を落とさないように…
みたいな?そんな恰好で病室の近くをホンの数分歩く。

リハビリの始まりです。

つづく...


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by norisan-kitty-vov | 2019-07-12 13:05 | ☆闘病記